シャア専用格納庫

シャア専用の没エントリ格納庫

有名小説家のお勧め書籍

どんもっす。

 

歌野晶午さんの作品「葉桜の季節に君を想うということ

私の最も好きな小説です。

題名が長いので、以下、「はざおも」と略します。

 

この歌野晶午さんの作品には、叙述トリックを用いたミステリーが多いのですが、中でもこの作品は「騙された!!」ってなります。

一度読んだあと、再度読み直すこと間違いなしです。

特にラストの疾走感と、読後のカタルシスが半端じゃないです。

ミステリー好きな方はぜひとも読んでみてください!!

 

歌野晶午さんの他の作品である、「密室殺人ゲーム王手飛車取り」、続編の「密室殺人 2.0」、「絶望ノート」、「Rommy  越境者の夢」、「放浪探偵と七つの殺人」などもおすすめです。とにかく、ミステリーの神髄、叙述トリックを味わいたい! という方にお勧めです。

 

この人の作品は、TVドラマ化や映画化できないんですよ(なので、他の方と比べて知名度が低かったりする)。

叙述トリックを最大限活かしているので、小説でないと表現できません。

そういった意味では真の小説家であると私は思っています。 

 

他の方の作品で、私が最もお勧めする本も併せて書いておきます。

 

・「火車」    著者:宮部みゆき

私が小説好きになったきっかけの一冊。

とにかく設定が良く練られていて面白い。

読み終わった後の余韻にずっと浸っていたい作品です。

 

・「告白」    著者:湊かなえ

母の執念を思い知らされた一冊。

女性って怖い!って改めて思い知らされた作品でした。

最後のオチなんか、背筋が凍りました。

 

・「容疑者Xの献身」  著者:東野圭吾

天才数学者と天才物理学者の戦い。

果たして勝つのはどっち!? ガリレオシリーズでも一押しの作品です。

 

・「ジェネラルルージュの凱旋」  著者:海堂尊

バチスタシリーズで最も好きな作品。

とにかく速水がかっこよすぎる!

 

・「ゴールデンスランバー」  著者:伊坂幸太郎

この人の作品も叙述トリックを駆使したものが多い。

特にこの作品は伏線の張り方が秀逸です。

伏線とはこうして張るのか!と感心させられます。

 

と、まだまだたくさんありますが、この辺で。

有名どころしか紹介してないですが…

 

こうしてみると、私はミステリーが好きなんだな、ということが良くわかります。

特に叙述トリックものが大好物なんですが、理由はやはり、小説(文字で表現)であることを最大限活かしているところにあるんですよね。

 

他のジャンル、例えば、歴史ものなどは結末がわかっているから、読む気がしません。各々の作家で、それぞれ文章の巧緻があるのはわかりますし、ユニークな解釈の仕方をしている作品もあるのは知っています。

が、結末が同じなので、好き好んで読んだりはしません(新選組が勝つ作品なんかないでしょ?多分)。

 

SFやファンタジーも好きですが、これらの作品については、映画やTVで見るほうが好きですね。ダイナミズムが伝わってきますので。

なので、例えばハリーポッターシリーズは映画では見てますが、小説版は読んでないんですよねー。いつか読みたいとは思っていますが。

 

読み進めていって、おいおい、この先いったいどうなるんだ?って思わせてくれるような作品が大好きです。

 

人生と同じですね。

先が見えないほうがワクワクします。生きてる!っていう実感があります。

とか、いってみたりして(笑)

 

あ、略したけど、略称一回も使ってねーや。

とにかく、「はざおも」お勧めです!!